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【結論】「滑り」が出た車は、修理せずに「お金」に変えられます
- オートマの滑りは、修理費用が20万〜50万円かかる致命的な故障です。
- しかし、慌てて「廃車(処分)」を選ぶと損をします。
- 最も賢い対処法は、高額な修理代を払わず、手間なく高値で買い取ってもらうことです。この記事では、その具体的な手順を専門家が解説します。
元自動車整備士が解説。アクセルを踏んでも進まない時、まず何をすべきか

Webメディア「スマートカーライフ」編集長の佐藤です。
元自動車整備士として、これまで何台もの「オートマ滑り」を起こした車を見てきました。
アクセルを踏んでいるのに、エンジンの回転数だけ上がってスピードが出ない…。
「このまま止まってしまうんじゃないか?」という恐怖、よく分かります。
ご安心ください。
この記事では、あなたが今すぐ何をすべきか、そして最も損をしない選択肢は何かを、順を追って解説します。
まず知るべきこと:「滑り」の正体と、隠れたリスク
オートマが滑る状態とは、トランスミッション(変速機)内部の部品が摩耗し、エンジンの動力がタイヤに伝わらなくなっている「末期症状」です。
これを放置して公道を走行すると、以下のリスクがあります。
| 症状の進行 | 起こりうるリスク |
| 初期:発進が遅れる (坂道で下がる) |
燃費の悪化、追突事故の誘発 |
| 中期:変速しない (回転数だけ上がる) |
高速道路での合流不可、エンジンのオーバーヒート |
【最悪の場合】
内部のクラッチが完全に焼き付き、交差点のど真ん中や踏切内で「突然、車が一切動かなくなる(走行不能)」という、命に関わる事態になります。
「滑り」が出た車の対処法は3つ。それぞれの費用と手間を比較

選択肢1:修理する(ミッション載せ替え)
- 滑りの修理は「部品交換」ではなく「ミッションごとの載せ替え」になるため、20万〜50万円以上の高額な費用がかかる。
- 年式の古い車にそれだけの修理費をかけても、車両価値は上がらない。
選択肢2:廃車にする
- 解体費用や手続き代行費用で数万円の出費が発生する。
- 車の価値は0円以下になり、お金を払って処分することに。
選択肢3:「車検切れのまま」売却する
- 高額な修理費用やレッカー代は一切不要。
- 廃車費用もかからず、逆にお金が手に入る。
なぜ「故障したまま売却」が、今一番お得で合理的なのか?
「オートマが滑っている車に値段がつくの?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、答えは「YES」です。
理由1:海外では日本車が大人気
日本では価値が低いとされる古い車でも、信頼性の高い日本車として海外では非常に人気があります。買取業者は独自の輸出ルートを持っているため、高値で買い取ることができます。
理由2:パーツとしての価値
たとえ車として動かなくても、一つ一つの部品には価値があります。業者はパーツ単位で再販できるため、価値を見出してくれます。
理由3:中古車市場が高騰している
現在、中古車の価格は全体的に高騰しています。悩んでいる間にも車の価値は日々下がっていきますので、価値が高く評価される「今」売却するのが最も賢い選択です。
オートマが滑っている車でも大丈夫。
自宅でできる、愛車の最高額を知る方法
「でも、車検が切れてて動かせないのに、どうやって業者に?」
ご安心ください。そのための最適なツールが、『ナビクル』です。

引用:ナビクル
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